4.まだ、楽天的にはなれない。医療機関はかなり逼迫している。
先週、マサチューセッツ州保健医療協会が声明を出しました。それには「今後想定される事態を非常に憂慮しています。すべての医療機関のすべての部門が非常に逼迫しつつあります。」という文言がありました。医療機関がそうした状況にあることを、一般の人で理解している人はほとんどいないでしょう。というのは、一般の人の多くは、病気になって診てもらう時以外には、医療関係者を目にすることは無いし、気にかけたこともないからです。
困難な状況にあるわけですが、それは、全てが上手くいかないときには絶望するしかないというメッセージではありません。明確なのは、たとえ困難であっても、私たちは物事をありのままに見て、対処する必要があるということです。パンデミックが始まって以降、既に長い道のりを歩んできましたので、パンデミックがもうすぐ終焉するという希望を持ちたくなるのは仕方がないことです。しかし、まだ決して終焉したわけではありませんし、ますます状況が悪化しているところも沢山あります。感染を防ぎ、自らと周りの者の安全を守る手段がいくつもあります。そうした手段を総動員すべきです。外出は控えて、マスクを着用し、ワクチン接種率を高めるべきです。何としてでも新規感染者数を減らすことが、重要でなのではないでしょうか。
以上