本日翻訳し紹介するのは The New Yorker の Web 版に 2 月 2 日に投稿された John Cassidy のコラムでタイトルは” An Impressive Jobs Report Shows the U.S. Economy Powering Into an Election Year ”となっています。
タイトルを訳すと、「 1 月の雇用統計も強かった。米国経済の好調は大統領選にどう影響するか。」くらいの意味です。スニペットは、” Strong employment growth and improving consumer sentiment are good news for any Presidential incumbent seeking reëlection.”(堅調な雇用の伸びと消費者センチメントの改善は、再選を目指す現職大統領にとって朗報である)となっていました。
さて、2 月 2 日(金)に発表された米雇用統計で就業者数増が市場予想を大きく上回りました。米経済はまだまだ強いようです。金利が高いにもかかわらず、景気後退していないことが示されました。 FedWatch を見ると、つい先日までは FRB の利下げ開始時期を 3 月と予想する者が多かったのですが、あっという間に少数派になりました。これは株式市場にとっては痛手なような気もするのですが、今のところ影響は出ていません。
さて、米国の雇用が引き続き強いことが示されて、足元では急激にインフレ率も下がっています。これは再選を目指すバイデン大統領にとっては願ってもない状況です。確実に風が吹いています。バイデン大統領には、この風に乗ってどこまでも行ってほしいと思います。
では、以下に和訳全文を掲載します。詳細は和訳全文をお読み下さい。
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