本日翻訳し紹介するのはthe New YorkerのWeb版にのみ掲載のコラムで、タイトルは”Masks On, Masks Off”(マスクオン、マスクオフ)です。Naomi Fry の寄稿です。7月5日投稿でアメリカでマスクの着用が不要となった頃のコラムです。日本でもまもなく不要となるので、参考で訳してみました。
サブタイトルは、I missed seeing people’s faces; I missed showing mine, too. I knew that, in the grand scheme of things, this was trivial, but it also, somehow, mattered.”(新型コロナの影響で、他者と直接会って顔をさらけ出しながらのコミュニケ―ションする機会は失われました。お互い相手の顔色を窺い知ることは出来ません。そんなことは意思疎通する上で何の影響も無いと思うかもしれません。しかし、直接会ってマスクをしていない場合と比べると、コミュニケーションは円滑ではなくなります。)となっています。
アメリカでは7月にCDC(疾病管理予防センター)が7月にワクチンを2回接種した者は、電車とか病院以外ではマスクは着用しなくても良いという見解を出しました。それで、マスクの着用していた時の問題点とマスクを着用しなくなる際の準備、心構えが記されていました。
マスク着用の問題点は、コミュニケーションの際に顔全体の表情が分からないので、やはり相手の本心が掴みかねるということが有あります。でも、メリットもありました。化粧しなくても良いとか、髭を剃らなくても良いとか、鼻毛を切らなくても良いとかです。ニューヨークでは、マスクを着用が必須で無くなりそうなですので、コロナ禍では不振だった矯正歯科やコスメショップに久々に客足が戻ってきたようです。日本ではマスクを外しても良いとなるのはまだまだ先のことのように思われます。が、その際には、アメリカで起こったのと同様に、コスメショップとかに客足が戻ると思われます。早く通常の生活ができるようになれば良いなと思います。
では、以下に和訳全文を掲載します。
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