本日翻訳し紹介するのは The New Yorker の Web 版に 11 月 3 日に投稿された John Cassidy によるコラムで、タイトルは” Can the Global Economy Be Healed? “(世界の景気は回復するのか?)となっています。
本日翻訳したコラムは、トランプ大統領が引き起こした混乱後のアメリカ経済の行く末について記したものです。書いたのは John Cassidy です。スタッフライターです。経済、政治に関するコラムを高頻度で投稿しています。スニペットは、” A noted Harvard economist presents an optimistic vision of a world after Donald Trump. “(著名なハーバード大学2のエコノミストがドナルド・トランプ後の世界の楽観的なビジョンを提示する)となっています。
さて、Cassidy はハーバード大学の著名エコノミスト、ダニ・ロドリック( Dani Rodrik )と対談しています。ロドリックは、トランプが大統領を退任した後について楽観視しています。彼の主張は、過去のアメリカ政府は、IMF や WTO を通じて世界全体の交易を盛んにすることに奮闘していたが、そんなことはしなくて良いというものです。包括完全はいけないが、各国が自国の特定分野の保護を目的に関税施策をとることは良いことだという。
なおかつ、今の中国の経済政策に見習うべき点があると主張する。その部分については、私は何となく違和感を感じるわけですが、介護や看護などの分野の従業者の生産性を高めるべきだという点には同意します。結論として私が感じたのは、ロドリックは楽観的な奴だなということです。ハーバード大学で教鞭をとって、著作も多数あり、ずっとエコノミストを続けて来て名声を得ているわけですから、私のような下々の抱く将来への不安とは無縁なのかもしれません。彼と同じように、将来について楽観的になりたい方にはこのコラムはお勧めです。是非、翻訳文を読んでいただきたいと思います。
では、以下に和訳全文を掲載します。詳細は和訳全文をご覧ください。
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