ボリス・ジョンソン政権は末期症状?英国に渡ってきた難民をウガンダに移送する取り組みが物議を醸している!

 本日翻訳して紹介するのは、the New Yorker のWeb版に掲載のSam Knightによるコメントで、タイトルは、”The Shameless Farce of Boris Johnson’s Attempt to Send Refugees to Rwanda”です。Knightは在英スタッフライターです。

 タイトルを日本語に訳すと、「ボリス・ジョンソンのルワンダへの難民移送の試みは、恥知らずな茶番劇」くらいの意味でしょうか。6月14日(火)にイギリスのボリス・ジョンソン首相が自国に流入してきた亡命希望者や難民を強制的にルワンダに移送するという政策を実施しようとして頓挫したことを受けてのコメントでした。

 難民条約の第33条で、難民の追放及び送還の禁止が記されていますので、その政策は間違いなく国際法に違反しています。おそらく、ボリス・ジョンソンはそんなことは百も承知だと思います。彼はとにかく議論を巻き起こして、パーティーゲートへの関心を少しでも減らしたいだけなのでしょう。彼がロンドン市長をしていた際には、市庁舎付近を全面禁煙にしたり、公共t交通機関に混雑税を導入したりして革新的な政治家であると期待したのですが、そうでもなかったようです。

 では、以下に和訳全文を掲載します。詳細は、和訳全文をご覧ください。