本日翻訳して紹介するのは、Web版にのみ掲載のMasha Gessenによるコラムです。タイトルは、”The War in Ukraine Launches a New Battle for the Russian Soul”(ウクライナ戦争によって、ロシア国内でプーチンを批判する声が高まっている)です。
10月9日(日)に投稿されたコラムで、スニペットは、”The last time people were writing in Russian so urgently was in the late nineteen-eighties, when Soviet citizens were confronted with the terror of the Stalinist past.”(ロシアでこれほど自国を批判する雰囲気が高まったのは、1980 年代後半以来のことです。ソビエト市民がスターリン主義者という過去の亡霊に苦しんでいた時以来のことです。)となっていました。Gessenは、スタッフライターで政治(特に東欧関係)の記事をたくさん書いています。著書が11冊もあります(1冊は邦訳されています。タイトルは、”そいつを黙らせろ―プーチンの極秘指令”)。
さて、このコラムによると、ロシアがウクライナ戦争を始めたことで、これまでに無くプーチンを批判する雰囲気が高まっているそうです。特に、国外に逃亡している作家、芸術家等が声を上げているようです。これと似た状況が過去にもあったそうです。それは、ソ連崩壊前夜の頃のことで、スターリン主義に疑義を唱える声が非常に高まっていたのと似ているそうです。
さて、どうなんでしょうか?ロシアが近いうちに崩壊するんでしょうか?まあ、私は全く予測はできませんし、予測できる人なんていないのではないでしょうか。ウクライナに3月に侵攻すると正確に予測していた人なら予測できるかもしれませんが、そんな人居ましたっけ?居ないですよね。そもそもロシアほど経済規模が小さく軍事費(軍事費はアメリカの20分の1ほど)も少ない国が、世界にこれほど影響を及ぼしているいること自体が信じられません。その国の行く末を予測するのは不可能だと思います。
では、以下に和訳全文を掲載します。詳細は和訳全文をご覧ください。
- 1
- 2