Ukraine Dispatch 激しさを増すヴォフチャンスクへの攻撃!ウクライナは敗色濃厚なのか!?

 本日翻訳し紹介するのは The New Yorker の Web 版に 5 月 26 日に投稿された Joshua Yaffa のコメントでタイトルは” Ukraine Faces a Crucial Moment in the War “(重大な局面を迎えているウクライナ戦争

)となっています。

 スニペットは、” Two years after Russia launched its invasion, the fighting is shifting in its favor.”(ロシアが侵攻を開始してから 2 年が経ち、形勢はロシア有利に傾きつつある)となっています。

 さて、伝えられているとおりウクライナはここのところロシア軍の攻勢に晒されているようです。ですので、ウクライナが負ける確率が高いと信じている人がかなり多いようです。しかしながら、戦局なんていうのはコロコロ変わるものです。2 年前にウクライナが反転攻勢に打って出て陣地を挽回していた際には、ロシア軍が負けると信じている人がたくさんいました。何かゲームチェンジャーになるような武器が投入されればウクライナは十分挽回可能だと思います。安西先生ではないですが、諦めたらそこで試合終了です。
 
 ところで、なぜロシア軍は優勢に転じたのでしょうか。まず、動員を増やしました。既に戦死者を 50 万人出しているのですが、独裁国家ですから無理やりリクルートできているのかもしれません。次にドローンを巧みに操るようになっています。アメリカが供与した最強の呼び声の高い戦車エブラムス(たぶん 1 両 35 億円くらい?)も無数な安価なドローンに攻撃されると対応できないようです。あと、砲弾の数でウクライナを圧倒していることが一番大きいのかもしれません。

 では、詳細は和訳全文をご覧ください。以下に和訳全文を掲載します。