本日翻訳して紹介するのは、the New Yorker のWeb版に1月19日に掲載の Bill McKibben よるコラムです。タイトルは、”A Hotter Planet Takes Another Toll on Human Health”(地球温暖化が人々の健康に新たな打撃を与える)となっています。
Mckibbenは、気象関連の記事をよく寄稿しています。さて、このコラムは地球温暖化が進んでいて、人間の人体に深刻な影響をますます及ぼすだろうということが記されています。その上で、その影響は、貧乏人により大きいものになるとしています。
アメリカではレッドライニング(もしくは赤線引き。アメリカ合衆国において主に認識されている金融論の概念の1つであり、金融機関が低所得階層の黒人が居住する地域を、融資リスクが高いとして赤線で囲み、融資対象から除外するなどして差別したとされる問題)という問題がありました。日本にいると分からないのですが、レッドライニングというのは結構有名な問題です。ただ、あまり大きな話題になることはありません。メディア等は白人が支配していますから、あまり触れないということがあるのだと思います。その問題が発生してから一世紀以上経っているのですが、アフリカ系、ラテンメリカ系には大きな不利益となったのですが、その影響が未だに残ってます。
まあ、戦争でも地球温暖化でも、いつも私のような貧乏人はその被害から逃れることはできません。一部の大金持ちは、その影響を回避できます。残念ながら、それまでに大金持ちになっていなかった自分を恨むしかありません。
ということで、以下に和訳全文を掲載します。詳細は和訳全文をご覧ください。
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