バイデン 呆け老人呼ばわりに激怒!いや、こんな時ほど冷静になれよ!そういうとこだぞ!

本日翻訳し紹介するのは The New Yorker の Web 版に 2 月 10 日に投稿された John Cassidy のコラムでタイトルは、「Biden’s Righteous Fury at Being Called an “Elderly Man with a Poor Memory 」となっています。

 タイトルを訳すと、”「記憶力の悪い老人」呼ばわりされたバイデンの正当な怒り”くらいの意味でしょうか。スニペットは、”Still, the White House would have been wiser to focus on the special counsel’s decision not to bring classified-documents charges against the President.”(怒るのは当然とは言え、バイデン陣営は、大統領を機密文書の扱いで告訴しないという特別検察官の決定に焦点を当てるべきだった。)となっています。

 さて、本日翻訳したコラムですが、バイデンが自宅に機密文書を隠していた件で特別検察官が起訴しないと報告した件についてのものです。特別検察官のハーはトランプ政権時にメリーランド州の連邦検事を 3 年間務めた人物で、超トランプ寄りです。不起訴にしたことだけを報告すれば良いものを、バイデンの記憶が不確かであることを報告症の中であげつらいました。そもそもこの報告書は法律文書なわけで、そんなことを書いたりオープンにしてはいけないのです。

 呆け老人呼ばわりされたバイデンは激怒しました。特別検察官の報告書には「記憶力に問題がある」との記述があったからです。でも、こんな時こそ年長者としての余裕を見せてほしいものです。が、それができないのが年寄りの悲しいサガなのかんもしれません。彼は、自分の記憶力は問題ないと反論するために急遽記者会見を設けました。残念なことに、そこで言い間違いをするというミスを犯していました。本当に救いようが無いボケです。漫才なら、相方が頭をパシッと叩いて、「バイデン、お前ボケかましたのか、本当にボケとるのかどっちやねん?」と突っ込むところです。謎掛けを披露するのもよいかもしれません。バイデンの記憶力とかけて、仕事後のやけ酒ととく。その心は、良い方だいっ(酔い放題)!
 

 どうしてバイデンの側近連中は反論の記者会見をするのを止めなかったのですかね?イメージ・コンサルタントに莫大な金を払っているはずですが、そこは何をしてたんですかね?そもそも、無理して若く見せるのを止めるべきです。何と言っても御歳 80 歳ですから。本人や側近がいくら十分に健康であると主張しても痛いだけです。逆に高齢であることを逆手にとって、それを活かす戦略をとるべきです。ちょっと、私には思い浮かばないのですが・・・。「諦めません、勝つまでは!( Never Give Up for the WIN ! )」なんてスローガンのポスターを作るのが良いかもしれません。それで、若い候補と同様に今年の大統領選に負けたとしても次に出るという意気込みを見せるべきです。2024年(81歳)、2028年(85歳)、2032年(89歳)、2036年(93歳)・・・の文言を付して、2024年の文字の下には現在のバイデンの顔。2028年の下にはCGで合成した4年後のバイデンの顔・・・2044年には101歳のバイデンの顔。そこまでのやる気を見せたら、アメリカの善良な市民はきっと応援してくれるはずです。たぶん。いや、きっと・・・

 ということで、個人的にはバイデンに再選してもらいたいと願っているのですが、なかなか厳しいのかもしれません。おそらくバイデンは、就任当初は再選を目指すつもりはなかったのでしょう。しかし、副大統領のペリンが役立たずで、彼が再度出馬するしかないと思い至ったのでしょう。だったら、もっと民主党は大統領再選をフォローしたれよと思うのですが、実際には必死にフォローしているのでしょうが、現時点ではトランプ陣営の方が有利なようです。有力な賭博サイトを見ても、接戦とは言えトランプのオッズの方が低くなっています。

 では、以下に和訳全文を掲載します。詳細は和訳全文をご覧ください。