この記事で気づいた事項
- 中国では2012年度以降、治安維持費が国防費を上回っている。
中国は近年空母打撃群を構築したり、国防費の支出が膨大なのは明白。しかし、治安維持費がそれ以上にかかっているのはさらに驚きである。 - 中国の反体制派の取り締まりで、逮捕等はクリスマスシーズンに行われることが多い。これは海外メディアの従業員が休暇で体制が手薄な時期を狙っているからである。つまり、悪いことをしているという自覚があるということ。非常に悪質である。
- 中国では、アリババやテンセント(WeChat)等の企業は当局に情報を提供し、当局の検閲に協力している。
- 習近平は「共産党の下で法の支配を強化する」という名目を掲げて、超法規的な反腐敗キャンペーンを実施して政権を批判する者や独裁体制を批判する者を排除している。憲法を改正して国家主席の任期撤廃した後、取り締まりが一層厳しくなった。
- とはいえ、毛沢東時代よりはマシである。ネット上には習近平を揶揄する「包子(豚まん)」や「熊のプーさん」などの語が踊っているのが見られる。毛沢東時代にこのような書き込みをすることは、間違いなく死を意味した。
では、以下に和訳全文を掲載します。