テキサス州ユバルディのロブ小学校で銃乱射事件発生!どうして米国では、他国と違って銃が氾濫しているのか?

 本日翻訳して紹介するのは、the New Yorker のWeb版にのみ掲載のコラムです。スタッフライターJohn Cassidyによる投稿で、タイトルは”How to Prevent Gun Massacres? Look Around the World”(銃乱射を防ぐ方策は無いのか?海外の銃規制の状況は?)です。

 5月24日にテキサス州の小学校で銃乱射事件があったことを受けて書かれたコラムで、5月26日に投稿されてたものです。スニペットは、”Australia, Britain, Canada, and other countries have enacted reforms that turned mass shootings into rare, aberrational events rather than everyday occurrences.”(
オーストラリア、英国、カナダ、およびその他の国々では、銃規制強化によって、銃乱射事件を日常の出来事ではなく、非常に稀な出来事に変えることができています。)となっています。

 Cassidyは、銃乱射事件を減らすためには、流通する銃火器の数を減らすべきだと指摘しています。実際、それをやった英国、カナダ、オーストラリアでは、劇的に銃乱射事件の件数が減っています。では、なぜ米国では銃規制が強化されないのでしょうか?全米ライフル協会(NRA)のロビー活動が強力であることなどが理由のようです。誰もが銃規制を強化すべきと考えているのに、ロビー団体の強力な活動のせいでそれが実現しないようです。Cassidyはそうした状況がまかり通る政治体制が問題であると指摘しています。詳細は、和訳全文をお読みください。

 では、以下に和訳全文を掲載します。