本日翻訳して紹介するのは、the New Yorker のJuly 11 & 18, 2022 Issueに掲載の記事です。Joy Williams寄稿。タイトルは”Mind Field”。mind fieldは地雷原。隠れた危険の多い場所という意味も。風光明媚な景色も裏では環境破壊が進んでいることが暗示されています。
July 11 & 18, 2022 Issueは合併号で、夏休みが始まるので、旅行に関する記事が沢山掲載されています。そこで、2匹のシェパードが車の窓から嬉しそうに首を出している楽しそうなイラストが添えられていたこの記事を読むことにしました。読み始めたこところ、アリゾナ州ツーソンからワイオミング州センテニアルまでのドライブのことが記されており、自然豊かな風光明媚な(scenic)なルートを通るドライブのことが記されているのかと思いました。しかし、違いました。
一見、風光明媚に見える風景の中で、自然破壊が進んでいるということが記されていました。それが、タイトルのMind Fieldに現れています。mind fieldは地雷原の意味がありますが、隠れた危険の多い場所という意味もあり、風光明媚な景色の裏で環境破壊が進んでいるということを暗示しているタイトルだったのです。
筆者のJoy Williamsは、アリゾナ州グローブでレゾリューション・コッパー社(リオ・ティントの子会社)が銅鉱山を開発していることを嘆いているようです。しかし、銅の需要は大きく伸びており、かなりの埋蔵量があるようですので、私はどこかの企業が開発するのは致し方ないことだと思いました。
さて、筆者のJoy Williamsは、末章でroad tripは楽しいものだと記しています。私もレンタカーでアメリカを旅したことがありますが、砂漠みたいなところをひたすら走り、疲れたら道沿いの小さな町のモーテルやロッジで泊まるというのも楽しいものです。モーテルとかのレセプションで日本から来たというと結構話しかけられました。横浜に行ったことがあるぞとか。私が思うにアメリカ人は基本的に話好きです。話しかけられるのを待っている人が多くて、何かを尋ねたりすると、喜んで教えてくれます。
さて、筆者のJoy Williamsがユタ州あたりに立ち寄った際のお勧めの宿を紹介しています。Recapture Lodge, in Bluff, Utahという宿がお勧めのようです。権利の関係がありますので写真等は掲載しませんが、リンクを貼っっていますので、興味のある方は、宿の文字をクリックしてください。絶対行きたくなると思います。何といったって自然が豊かですし、宿自体もとてもこぎれいです。しかも、レートが非常に安いです。Radisson InnとかMotel6等のチェーンの宿泊施設はネットで事前に予約できますし、メンバーにはディスカウントもあり便利で安心できますが、時には行き当たりばったりでホテルを決めるのも良いのではないでしょうか。
では、以下に和訳全文を掲載します。詳細は和訳全文をご覧下さい。
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