トランプも支持する右寄り高市自民党の圧勝!中国が激怒する対中強硬路線の行方と憲法改正の壁

選挙結果の異例性と今後への影響

Q:この選挙は戦後の日本の政治の文脈において重要な意味を持つと思うか?

A:今回の自民党の圧勝は、第二次世界大戦後、前例のない規模である。自民党単独で超多数派となったのは初めてのことである。そして、自民党と野党の勢力がある程度拮抗していた過去 30 年間を考量すると、非常に印象深い変化である。自民党は小泉純一郎( Junichiro Koizumi )が率いた 2005 年の選挙でも大勝したが、今回の勝利はそれを上回る圧勝だった。

もう 1 つ注目すべき点は、日本の政治は特定の個人に大きく左右されないという固定観念(これはある程度真実だと思う)があることである。首相を務めたり、自民党などの政党を率いた政治家を数多く見てきたが、カリスマ性を発揮して政権を握った者はいない。しかし、今回の自民党の大勝利は、高市首相の人気急上昇が大きな要因だったように思われる。これは非常に異例なことである。ある意味で小泉が大勝した時と似ている部分もある。小泉の勝利も彼のパーソナリティに負うところが多かった。彼は短いセンテンスで、率直かつ明快に、矢継ぎ早に話すことで人々を惹きつけた。選挙を政策だけでなく、自身への国民投票にすることに成功した。

しかし、これは本当に異例なことである。私は 10 月から 1 月半ばまで日本にいたが、高市首相の支持率と自民党の支持率の差は、かつてないレベルにまで広がっていた。通常、首相と率いる政党の支持率はほぼ同じである。しかし、時には首相の支持率が政党に比べて低いこともある。だから、最も注目されていたのは、高市が個人として知名度を上げ、自民党への支持を高めることができるか否かであった。そして、彼女は勝利した。