トランプは誰を副大統領候補( Running Mate )に選ぶか?誰を選ぶかはあまり重要ではない!

 本日翻訳し紹介するのは The New Yorker の February 5, 2024, issue に掲載のコメントで、タイトルは” The Trump Veepstakes Has Begun ”(トランプの副大統領候補選びが始まった)です。Amy Davidson Sorkin によるものです。

 Amy Davidson Sorkin はスタッフライターです。政治、国際情勢等が詳しいようです。スニペットは、” An unseemly crowd of would-be V.P.s has been campaigning in Trump’s wake, generating a phantasmagoria of maga abasement—rich in ambition, short on shame.”(多くの副大統領候補志願者が、トランプ詣でに余念がない。なりふり構わず MAGA 陣営に加わろうとする様は、野心が見え見えで、恥も外聞もない)となっています。

 共和党の大統領候補はほぼトランプで決まりのようです。トランプは早くも副大統領候補を決める作業に取り掛かっています。通常の大統領選よりかなり早いタイミングです。共和党内に副大統領候補になりたい人物はたくさんいるようです。彼らは、恥も外聞もなく「トランプ万歳(マンセー)」と言って笑顔を振りまいてトランプに忠誠心を示すことに余念がない。

 トランプは、自分に言うことを聞く者であれば誰でも良いと思っているようです。しかし、副大統領候補というのは実は結構重要なのです。非白人の者を据えれば、その支持を得られる可能性があります。性的マイノリティーを据えると、保守的な価値観を持つ有権者からは疎まれるかもしれません。また、今回の大統領選では、トランプが法的問題を抱えており、副大統領候補は、別の意味で重要である可能性があります。トランプが選挙で勝っても、刑事事件で有罪となった場合には、副大統領候補が大統領になる可能性もあります(そんな資格は無いとする報道もある)。本日翻訳したコメントでは、それについての深い内容は記されていませんでした。深く記しているものを見つけたら翻訳したいと思います。

 では、以下に和訳全文を掲載します。詳細は和訳全文をご覧ください。