本日翻訳し紹介するのはthe New YorkerのMarch 20, 2023 Issueに掲載されたコラムで、タイトルは、”What We Learn from Leafing Through Seed Catalogues”(種子カタログをめくることから学べること)となっています。
Jill Lepore による寄稿です。彼女はスタッフライターです。エール大学でアメリカ史の博士号を取得しています。ですので、普段はアメリカの歴史や政治や文化等の記事を書いていることが多いです。バンクロフト賞の受賞歴もありようです。スニペットは、”They promise forty-pound beets, rhubarb that tastes like wine, tomatoes that look like stained-glass windows, and world salvation. It doesn’t hurt to dream.”(種子のカタログには、40ポンドのビート、ワインのような味のルバーブ、ステンドグラスの窓のようにキレイなトマトなどが載っています。在来品種の種子は世界を救うことになります。カタログを見て 夢を見るのも悪くありません。)となっていました。
さて、このコラムの内容は、Jill Lepore が専門とするアメリカの歴史等とは一切関係ありません。March 20, 2023 Issue(発売日は3月13日)に記されたコラムで、季節柄に合わせた内容でした。春を心待ちにしている内容のようです。それで、アメリカの文筆家は純粋に春の訪れを祝うような文章は書かないので、種子のカタログについて述べながら、いろいろとジョークを埋め込みながら、厳しい冬を乗り越えて春を迎えるワクワクした感じを醸し出しています。
では、以下に和訳全文を掲載します。詳細は和訳全文をお読みください。