本日翻訳して紹介するのは、the New Yorker のWeb版にのみ掲載のJohn Cassidyによるコラムです。タイトルは、”Gun Violence Is America’s Never-Ending Plague“(乱射事件はアメリカから決してなくならない風土病)となっています。
本日翻訳するコラムは、1月23日(月)に投稿されたものです。銃乱射事件が立て続けに起こっていることを受けて寄稿されたものです。まだ新年に入ってから1カ月も経っていないのですが、アメリカでは既に37件もの銃乱射事件が発生しています。その内の5件で4名以上の犠牲者が出ています。
さて、そのアメリカの銃乱射事件の発生状況ですが、全米のそこかしこの州で発生しています。特に、共通する背景があるわけではありません。全ての銃乱射事件で共通している事項は1つのみです。それは、銃を容易に入手できたということです。他の先進諸国と違って、アメリカでは銃乱射事件が頻発しているわけですが、アメリカ人が他と比べて特段に野蛮であるとか、凶暴であるわけではないのです。銃がそこかしこに転がっていることが、アメリカの銃乱射事件頻発の原因なのです。
しかしながら、アメリカで直ぐに実効性のある銃規制策が導入される可能性はありません。アメリカで最大の圧力団体であるガン・ロビー(gun lobby)のロビー活動が功を奏しているからです。儲かるからという理由で、殺傷力の高い銃火器を販売し続けるという姿勢は許しがたいと思うわけですが、現状ではどうしようもないようです。
では、以下に和訳全文を掲載します。詳細は和訳全文をご覧ください。
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