本日翻訳して紹介するのは、the New Yorker のJuly 11 & 18, 2022 Issueに掲載の記事です。Akhil Sharmaによる寄稿です。タイトルは”Wide World of Disney”です。Akhil Sharma(アキール・シャルマ)は、インド出身の作家で、邦訳された作品もあります。
July 11 & 18, 2022 Issueには、夏休みの時期ですので、旅行に関する記事が沢山掲載されていました。インド系アメリカ人のAkhil Sharma(アキール・シャルマ)が42年前(1990年)にした旅行のことを記していましたので、訳してみました。大学2年生だった彼が、親友とフロリダのディズニーワールドに車で出かけた出かけた時のことが記されていました。彼は、プリンストン大学出身です。どのルートを通るかによりますが、ニュージャージー州からフロリダまで約1,400マイル(2,240キロ)のほどの距離があります。
Sharmaは、当時の彼は白人になることにあこがれていたと記しています。その理由を、”being white was to be able to slip into the background(白人になることで、背景に溶け込めることができる)”と記しています。(ちなみに、これを上手く訳せたのは、DeepL 翻訳ツールのみでした。google翻訳とかでおかしな訳が出てきました。)日本人の私からすると、白人になりたいとはあまり思わないわけです。そもそも見た目が全然違うので不可能です。インド人の彼は、おそらくアメリカで生活していて随所で非白人として扱われる経験をしていて、差別は至る所に残っていると感じていたのでしょう。それで、上記のような気持になったのでしょう。
では、以下に和訳全文を掲載します。詳細は和訳全文をご覧ください。
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